本文へ移動

みやもっちゃんのひとりごと

【みやもっちゃんのひとりごと No.162】

2022-10-05
新聞
 お行儀悪いのは百も承知。思いっきり
キッチンカウンターに新聞を広げ、その
上にワンプレートの朝食を乗せ一面から
読み進めるのが私流。

 購読紙は朝日新聞、これには訳があり
20年以上読ませて頂いている。亡き主人
の難病問題もあり、長男は朝日新聞奨学生
として新聞社のお世話になり無事東京の大
学を卒業させて頂いた。親としてはせめて
読み続けさせて頂く以外に恩返しは出来な
いのです。が、新聞を読むにつけこれって
大丈夫と心配になる事柄が目に付き始めま
した。他社の新聞も同様なのだろうか・・・

 一面の天声人語からスタートして、次の
面、次の面とめくると、ページ下段の所に
本や色々な商品の広告が日替わりで満載!
(9月のある日の広告)
◆本の紹介
「70歳からの選択」
「若返り革命」
「87歳古い団地で愉しむひとり暮らし」
◆商品の紹介
シニア専用ライ〇ップ
(体は何歳からでも強くなる)
夢の育毛剤○○
85歳まで入れる保険
膝の動きを改善する○○

広告だけ見ても大いなる偏りがあるよう
な、新聞は一体誰を対象としているのか?

 たしかに新聞を取らない家庭も増え、
30歳代にいたっては3人に1人の購読率
と聞く。アメリカは、ほとんど地方紙が
主流で、新聞広告がネットに流れた事に
より廃業が増え、その弊害として地方選挙
の情報が乏しくなり、選挙投票率も激減。
その為政治不正が横行し、その不正をも
報導されないと言う負の連鎖が生じている
のです。新聞の力って凄いですよね!そこ
に住む人々の暮らしを変えてしまうのです
から・・・新聞を開く事で選択の余地のな
いニュースが目に入る。

自分にとって価値の高い、都合のいいニュ
ースだけ選択出来るネットだと、見識の幅
が狭くなる感じがするし、他社への理解度
も下がるのではと昭和な人間は思うのです。
そう考えると新聞の存在意義は大きいので
はないだろうか。

そんな事を考えながら、
今日も新聞をめくる私です。

トータルニュースという小新聞もありますよ

株式会社トータル 長崎支店は皆様をお守り致しております 

(宮本佐代子)
 
TOPへ戻る