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みやもっちゃんのひとりごと

【みやもっちゃんのひとりごと No.166】

2023-02-07
多様性
 私が勤める会社でさえ最近の会議の中で
多様性を意味するダイバーシティという言
葉をよく耳にする様になった。とりわけビ
ジネスの世界では企業経営のキーワードの
ように用いられている。

人種、性別、国籍、障害の有無、多様な人
材を受け入れ生かす多様性がある方が社会
会社が強くなり、それぞれの価値観で新た
なコラボレーションが生まれ、新たな発想
変革のきっかけになる事への期待なのだ。

性別で言うと日本の研究で男性ばかりの企
業に比べて、正社員の女性比率が高い企業
ほど利益率が高くなっていると報告がある
が、女性登用は当たり前の北欧諸国にして
みると、こんな比例を出す事すらおかしな
事に映る。このことを考えても、自分(自
国)の当たり前と、他人(他国)の当たり
前は違うのだという事。

島国日本、グローバル化が進んでいるとは
いえ、未だに女性登用などと言っているの
だから多様性に関しては、企業も個々人も
努力が必要かもと、こんな事を考えていた
ら国が違ったらこうも違うという面白い本
に出合った。

両親の転勤により世界6ヶ国(ロシア、日
本、イギリス、フランス、アメリカ、カナ
ダ)で教育を受けた女性の本。机の並び方、
日本は1人掛け、ロシアは2人掛け、イギ
リスは5~6人掛け、アメリカ、フランス
は向い合う。

これが何を意味するか

1人掛けは先生に集中する並び、複数掛け
はグループを育てる、向い合う席は議論を
促進させる。それぞれ席1つにしても意図
やメリットに違いがある。体育に関してロ
シアは勝敗を重視、フランスは体を動かす
楽しさが大切。泳ぎ方から数字、文字の書
き方までカタチが大切な日本は不思議。ア
メリカの先生に質問したら「私も知らない」
と言われて驚いた。一体普通って何なので
しょう?普通を調べると、
▪いつでもどこでもあって珍しくない事
▪他人と比べて特に変わらない事
▪特別ではなく一般的である事
日常会話の中にこんなフレーズ出て来ませ
んか?「あの人普通の主婦よ」「あの人は
普通のサラリーマン」「普通こんな時こう
するよね」等々。

人との違いを嫌う日本人は『普通属』でい
る事で安心する民族な気がするのですが、
今や特別である事、人と違う事が大切、そ
の事が大事。必要なのだとなれば、ダイバ
ーシティという波に私達もチャンと乗らな
ければ、溺れてしまうのかも知れませんね。

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(宮本佐代子)
 
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