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みやもっちゃんのひとりごと

【みやもっちゃんのひとりごと No.172】

2023-08-04
地球沸騰の時代
 ご近所さんに回覧板を届けてくれるかわいい
小学生の兄弟がいる。この子らとおしゃべりす
るのが私の楽しみ。夏休みの今、時折賑やかな
声が聞こえるが、毎朝の様に「熱中症アラート
が発令されました。無理な外出はやめ水分補給
をしっかりして、エアコンを活用しましょう」
と町内アナウンス。こんな中、兄弟達は一体ど
んな夏休みを過ごすのだろうかと案じてしまう。
彼らが大人になり夏休みの思い出を語る時「毎
日命を守るアナウンスが流れていたよね。お兄
ちゃん、今考えると嘘みたいな話だね」と笑っ
て話せる時がほんとうに来るのだろうか?
とんでもなく心配になる。

 お絵描きが好きだった私の小学校の夏休みの
思い出は絵日記。よく覚えているのがノートの
上段に思い出の絵を描き、右端に日付と気温を
縦に書く。そう、その最高気温は31度だった。
柱に掛かった黄色の温度計を見ては妹達と「今
日は31度もあるよ!最高やね~」と話した記憶
がある。エアコンはもちろんない。でも夕立が
降るとサーッと涼しくなり雨に濡れた土の、に
やけた臭いが立ち込め、その後茜色の空が広が
る光景は、何とも美しかった。今やその夕立さ
え南の国のそれと同じ、叩きつける程の雨、ス
コールそのものだ。

 皆さんも記憶に新しいでしょう。今年7月が
観測史上最も暑い日になる可能性が極めて高い
と発表があり、これを受けてグテーレス国連事
務総長は「地球温暖化の時代は終わり 地球沸
騰の時代が来た」と警告。各国や企業に対して
温暖化対策を加速させるよう訴えた。

が、その数日後の新聞記事に二度ビックリ。

温暖化対策は30年以上たった今も、温室効果ガ
スは増え続け、2022年は過去最多だったと!
2050年までに世界の炭素量が酸素生成量と等し
くなるカーボンニュートラル状態にならないと
破滅的な気候変動が避けられないそうです。
しかししかし最悪の場合はあと12年とも国連は
警鐘を鳴らす。あとわずか12年ですよ!もはや
深刻どころではなく手遅れなのでは?

グテーレスさんが各国で温暖化対策を加速する
様にと言われた・・・日本よ、大丈夫か?また
出遅れになりわしないか?破滅的な気候‼これ
以上の気温はご免だ。
自分も含め便利さばかり追い求めて来た我々人
間の結末だろうと、エアコンのきく部屋で頭を
うなだれる。

転倒して熱せられた道路でやけどのニュース
対応するのは傷害保険ですが十分の注意を!

株式会社トータル 長崎支店は皆様をお守り致しております 

(宮本佐代子)
 
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