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みやもっちゃんのひとりごと

【みやもっちゃんのひとりごと No.126】

2019-10-02
カテゴリ:みやもっちゃんのひとりごと
「How dare you(よくも こんなことができるな)」
 
 9月23日ニューヨークの国連本部で開かれた気候行動サミットで、世界が16才にして環境活動家と言わしめたスウェーデンのグレタ トゥンベリさんの演説「若者は、あなたたちの裏切りに気づき始めている。私達を見捨てる道を選ぶのなら絶対に許さない」と怒りに震えた声で叫び各国政府代表をにらみつけるシーンに私の体は固まり、罪悪感と自責の念とで私の心は覆いつくされてしまった。
だって1人の女の子が世界中の大人に向かって『大人って口だけね』ってたたきつけたあの言葉の威力には何の抵抗も出来ないし具の根も出ないですよね。
 私はこの所本で知った日本人の顔立ちに似たアメリカ先住民族(ネイティブアメリカン)の事を思い出す事がある。ヨーロッパの人々がアメリカ大陸に到達する以前、およそ120万人から1200万人のアメリカ先住民が広大な大陸に住んでいたと推定されていて、彼らの多くが虐殺やヨーロッパから伝わった感染症によって亡くなり、又奴隷にされた事により約25万人まで減少したと言われている。いろんな学者もいる中、この悲劇の研究や注目する人はほとんどいないのは残念な気がする。そこで私の勝手な考えだが大量虐殺に他の理由があったとしたなら、ヨーロッパの人々の発展(今の様々な社会を作り出す)の為には妨げとなる民族と感じたのかも知れませんね。彼らは本当に母なる地球とつながり調和して”地球の守り主”と自らを主張する様に生きて来た様で彼らの思想のベースは『地球の上をそっと歩くように、バランスと調和を大切にして暮すこと』というのだから もし、この様な多くのネイティブアメリカンの人々が今日まで生き続けていたならば・・・・・ どうだろう現在の様に地球自体が雄叫びをあげ狂い混乱を招くような事へのブレーキ役となっていたかもしれない。今さらながら虐殺によって習慣・伝統・精神を奪われた事の重大さに気がつかされるも、歴史は後戻りは出来ないのです。
 
 最後にネイティブアメリカンの言葉より
地球は、親から与えられたものではない。祖先からの授かりものでもない。子供達から借りているのだ。
 
さても個々人、借りた物を壊す事なく子供達へ返す努力をコツコツとですね。
 
自分の体も壊さぬ努力は必要 でも万一の時の為 株式会社トータル 
(宮本佐代子)
 
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