みやもっちゃんのひとりごと
【みやもっちゃんのひとりごと No.140】
2020-12-02
2020年 見つけた詩
自分の想いに言葉の背丈がたりないと、ひとりごとを書きながらいつも思う。
でも…私は保険のおばちゃん!これで良しとしようと勝手に自分を慰めながら、今年も又12回、しっかりつぶやかせて頂いた。
そこでラスト号は皆様にクリスマスプレゼント!?(…になれば)
雑誌で゛本の紹介特集”があるとその本を買う買わない、読む読まないは別としてとびつく私。その雑誌の中より書き残しメモを届けます。
【底抜け未来】 谷川俊太郎
大きな政治に小さな大臣
大きな経済に小さな社長
一匹狼ならぬ一匹羊で
私は人類の滅亡よりも
一人のあなたを失う方が恐ろしい
SNSに目をつむり
夏の緑に目を見張る
山川草木が自然なら
ブラックホールも自然です
鯨が自然でウィルスも自然
ホモサピエンスの私も自然
神といわずにマイメーカーと
映画の中でヒーローが言う
いのちのなんと多様なことか
そこは善もなければ悪もないはず
老いたおかげで死ぬのも自然
未来はどうやら底が抜けている
12月で89才の谷川俊太郎氏の詩が好きで時折読みかえす。彼の本は私にとってビタミン剤になったり鎮痛剤となったりで、心が楽になる不思議な力があります。
皆大変だったこの一年、せめて12月は心穏やかに、ホッコリと締めくくりましょう。
良いお年をお迎え下さいね。
詩は心の友 保険は人生の共