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みやもっちゃんのひとりごと

【みやもっちゃんのひとりごと No.163】

2022-11-01
法律と自助努力の中で
 皆さんはがん対策基本法をご存知だろうか?
ある雑誌の取材を受けた折、これまで仕事の
内容に関する事は出来るだけ避けて来ましたが
どうしてもがん罹患率の高い長崎県として
お耳に入れておきたい事柄だと思いました。

 2007年に施行のこの基本法は、国や地方の
責務、医療保険者、医師の責務はもちろん、
国民の責務がうたわれています。

「第6条 国民は禁煙、食生活、運動その他の
生活習慣が健康に及ぼす影響、がんの原因の
おそれのある感染症等、がんに関する正しい
知識を持ち、がんの予防に必要な注意を払い
必要に応じてがん検診を受けるよう努めるほか、
がん患者に関する理解を深めるよう努めなけ
ればならない」

とあります。
2人に1人がなる国が言うまでもなく一人一人
が心掛けないといけないのだと、保険請求を
受ける度思うのです。
(健診を受けて下さいネ)

 それと同時に、また一つ気になっている事
があります。近年年齢問わず年金に関する相
談が増えたのは、不安多き高齢者社会の実情
からなのでしょう。これも又「長寿をすべて
の国民が喜びの中で迎え、高齢者が安心して
暮すことの出来る社会形成が望まれる」と、
高齢者対策基本法もチャンとある。
人生100年時代ですよ。
だから年金繰り下げた方がお得ですよ!とか、
ご高齢でも働ける体がある限り頑張りましょ
う!とか、介護保険料も高齢者からチョット
増させて頂きます!とか次から次へです。

法の言う「長寿を喜びの中で迎える」って
あるのかしら?
これだってがん対策と同じで自分で日々体の
メンテに心掛け、お財布の中もコツコツと
自分で準備、全て自助努力が必須な国なの
だと理解しておかなければならない。

曽野綾子さんが「老人と言えども強く生き
なければならないのです。歯を食いしばっ
て自分の事は自分でする事が原則であり、
それは別に虐待されている事でもなければ
惨めな事でもない。それは人間誰にも与え
られた共通の運命である。自分の事は自分
でやりなさいと言うのは当然すぎるくらい
当然のことであろう」と書いてある。
先輩!その言葉十分理解出来ますと、うな
ずきながら誕生日を前に自分にハッパをか
けて今日もウォーキングなのであります。

ライフプランニングは大切です。いつでも

株式会社トータル 長崎支店は皆様をお守り致しております 

(宮本佐代子)
 
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