みやもっちゃんのひとりごと
【みやもっちゃんのひとりごと No.177】
2024-01-11
三つのショク
あけましておめでとうございます。
今年も皆様と繋がる喜びを感じながら書かせ
て頂きたいと思っております。
昨年末もいつもの机の整理をした。新聞の切
り抜き、走り書きの文章、プリントアウトし
たネットの記事がファイルにあふれている。
整理のつもりが読み返してしまうので中々は
かどらないのですが、その中にマチュアリス
トの記事を見つけた。
英語でMatureとは社会の中で経験を積んで来
た50代からの世代の事。成熟した、円熟した、
大人の・・・という意味の働く女性を応援する
内容を記事にしたものマチュアリストと呼ぶ。
その情報誌には暮らし、美容健康、ライフプラ
ン等々の部門があり、昨年の人気記事の切り抜
きからご紹介させてください。
91歳の樋口恵子さん。ちょっと前まではTVで
お見かけしましたよね。評論家で大学名誉教授
の現役。ご高齢になられた今も書かれている事
が面白い。最近は自らの老いを面白おかしく赤
裸々に書いておられるが一病息災ならず、多病
息災のわが身、肉体も精神もヨタヨタ、ヘロヘ
ロ、そんな高齢期をヨタヘロ期と名付けた樋口
さん。老いる事は本当に大変なんです。皆それ
ぞれの不自由を抱えて生きていく長生き社会。
しかし医学の進歩に助けてもらいながら初めて
の老いを私なりに楽しむしかないと開き直る。
2025年来年は団塊世代が皆75歳以上となり、
高齢者人口が過去最多の超高齢化社会に突入!
マチュア世代の人も心して準備しておきなさい
と大先輩樋口さんからの提案がこれだ。
“三つのショクを大切にする”
①のショク 食事を大切に
②のショク 職 仕事を大切に
(ボランティア活動、地域のお手伝い)
③のショク 触 人と触れ合う事を大切に
職場を退職すれば仲間との縁も薄れ、子供が独
立すれば家族が減る。だからこそ微力でも社会
の役に立ちながら「微助っ人」(ビスケット)の
志で社会と繋がり続ける事が大切と!
4月で93歳になる母、ちょこちょことひとりご
とに登場していますが、その母との正月の会話
です。
「近隣店舗の入れ替わりの激しい博多の街、つ
け麺屋に餃子屋にとその変りように戸惑うけれ
ど、やれる所まで頑張るよ!」
と相も変らぬ母のセリフ。
一人の女性として意識してるワケでもなく、生
きて行く為の手段が結果として、まさしくこの
三つのショクをやり続ける事が自分を助け、介
護の手助けをしなくて良い娘達の人生まで豊か
にしてくれてる事に感謝です。
あなたにヨタヘロ期が来ようとも
株式会社トータル長崎支店がお支えします。