みやもっちゃんのひとりごと
【みやもっちゃんのひとりごとNo.94】
2017-02-07
カテゴリ:みやもっちゃんのひとりごと
死して尚
怖いくらい早いです。もう2月ですよ。子供の頃は感じなかった。時の流れ体の動きは笑うほどとろくなるのに、月日の流れだけは逆行して早い。とそう感じたのも父の3回忌を1月末に済ませた時の事。まだあのホームに行けばいつもの様にオチャメに『ヨッ!』と得意の片手を上げて微笑む父に会えそうなのに・・・。
あゝもう2年も過ぎたんだな~。突然、母を亡くしても、病になっても、そして亡くなる寸前まで泣き言も言わず、グチも言わず周りに気を遣い笑顔でひょうきんであり続けた父の姿は、親として最後でそして最高の死のあり方を教えてくれたと今さらながらそう思う。そんな父は生前2度の脳梗塞を経験し、医師からも脳血管系で人生の終末を迎えるでしょうと伝えられたらしいのですが、当の本人は『イヤ、出来るならガンで死にたい』と言っていたのを思い出した。
まさに自分の思い通りのガンで亡くなったが、それにしても何故ガンで死にたいのか質問した時の答えが『お母さんはポックリ逝きたい(実際、義母はポックリ逝った)と言ってたがそれでは、お世話になった方に有難うも言えないし、自分の伝えたい事も伝えられない。
でも、ガンになったら時間があるからきちんと人生の後始末をして死を迎えられるそうやって死にたい』と答えた。私に伝えたい事は伝え、トラブルなき様、遺言書(公正証書)も残し、それには自分の葬儀のあり方、そして娘達にありがとうのメッセージまで残して・・・。有限実行『きちんとした死』実にすばらしい死で人生を終えてみせた。
それに比べて一人暮らしの長い私は父の様に、父の教えの様に生きられるだろうか?
法事って今を生きる人に対して、ちょっと立ち止まらせ考えさせる為にもあるのかも知れない。
その法事の後、私は何気なく一冊の本を手にした。五木寛之の玄冬の門。
内容は、まあ一人を上手に生きなさい。それには、お一人様人生を意識して日常をすごす事の重要さ等が書かれてあるのだが、私の心にヒット!何だか読み進めるうちに、これは再婚を期待し、私が一人で生きる事を常に心配していた天国の父からのプレゼント本の様に思えてならない。お前は、この本に書いてある様な生き方が似合うかもねって言ってる様で・・・。有難うお父さん
がんなりたくないが準備だけは必要ですね。ご相談はトータル 宮本まで。
(宮本佐代子)
【みやもっちゃんのひとりごとNo.93】
2017-01-04
カテゴリ:みやもっちゃんのひとりごと
希望承りました『あけまして おめでとうございます』
皆様の側に寄り添っていたいと思う気持ちからスタートした、みやもっちゃんのひとりごとも、今年は何とか100号を迎えられそうで、これからも皆様があればこそで本当に感謝申し上げます。
さて、酉年どの様なスタートをきられましたか?
さて、酉年どの様なスタートをきられましたか?
昨年春、博多に暮らす母が頭痛がする、目まいがすると言うので脳外科を受診。結果、脳動脈瘤がある事が判明。出来ている場所、高齢を考え経過観察となった。慌てた私達姉妹は、母の事を何とかしようと話し合いを持ったものの、皆有職者であり離れている事もあって面倒を見るのは厳しい環境。そこで病院併用の老人施設にでも入りゆっくり暮らしては?と提案。すると2~3日後、母より電話が入り『考えたら眠れなかった。私から仕事を取り上げたら、それこそ生きていけない』と半ベソ。以前にも書かせてもらったのだが、母は40年近く小料理屋を営み一人生計を立てて来た女。体の事、店の事、自宅の事等を考え提案した娘達の考えは、まったく相い入れず、そうこうしていると10月には心筋梗塞で緊急のバイパス、ステント術も受けたのに、それでも母の気持ちは変わらないまま・・・。
何やかやと大変だったそんな母を少しでも楽させてあげたいと思い年末から長崎へよび小さな親孝行、上げ膳据え膳の日々を過ごさせてあげた。和食に関してはプロの母に間違っても和食を出したらチェックが厳しいかも・・・。と笑える不安が私の頭をよぎり、終日私が出来る洋食にこだわり食してもらって。ところが、ところがどうだろう~私が出す料理のすべてを手帳を出しては食材レシピをメモ。メモが終わったかと思うと今度はケイタイまで出して写メする。このハーブは?これに変わる食材は何に?どこで手に入れる?と、とにかくしつこい。まるで個人レッスンの料理教室かと笑った。知らない料理に関して貧欲さには頭が下がる。”86才の母恐るべし”こんな母に楽しては・・・と言った。私達娘が本当に愚かだったようで、生涯現役を貫かせ、いや貫いてもらいそれを見届けるのが親孝行かもと話が収まった新年のスタートでありました。
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(宮本佐代子)